つなろぐ

海外移住したいワープア会社員のひとりごと

新型コロナ 備蓄①(食料編)

こんにちは、つなです。

少し前の話になりますが、新型コロナウイルス感染症流行に伴い

備蓄をした時のことを書いていこうと思います。

ほぼほぼ備忘録です。

 

 

 1月中旬~下旬にかけて

 

・中国で新型コロナウイルス肺炎が発生したらしい

・それは今のところ治療法が無いらしい

 

という報道を目にするようになりました。

(最初は"新型コロナウイルス肺炎"という表記が多かったのですが

 そのうち"新型コロナウイルス感染症"と表記が統一されました)

 

その頃は正直、その新型ウイルスが自分の身の回りに関係することだとは

考えられませんでした。

SARSも一時期流行して問題になったけど、いつの間にか収束したし。

 

新型ウイルスの方は心配していませんでしたが、私は花粉症なので

マスクが必要でした。

1月下旬にドラッグストアの店頭からマスクが消えましたが、

「花粉症の時期と春節が重なったから仕方ない。

 すぐに入荷されるだろう」

と楽観的に考えていました。

 

考えを改めたのは、1月の終わり頃です。

 

備蓄の必要性を考え始める

1月の終わりころになっても、マスクは一向に店頭に並びませんでした。

ここで「あれ・・・? これはちょっと異常事態なのでは?」と

少し不安がよぎります。

 

2月に入ると、中国やイタリアなど海外の一部地域で

都市封鎖・外出自粛などが実施され始めました。

そして、日本でも名古屋の高速の従業員の感染が判明し、

人員不足への対応のためインターチェンジを一部封鎖。

 

このあたりで、物流に影響が出るのでは・・・と思い始めました。

すでにマスクは入荷が止まっています。

 

また、会社からも

「感染した場合は即自宅待機、医師の許可が出るまで出社不可。

 濃厚接触者も即自宅待機。感染していないことが分かるまで出社不可」

という通達も出され、いきなり自宅待機になる可能性を考え始めました。

海外で起きている都市封鎖も、明日日本で起こらないとは限りません。

 

もし感染したら・感染しなくても自宅待機になったら、

どこにも行かずに生活できるか?

2019年の大型台風の時に、非常食は少し用意していましたが、

あれはあくまで台風を想定したもので、せいぜい2~3日分でした。

長期的に生活するには圧倒的に足りません。

 

長期的な自宅待機に向けて、備蓄をすることにしました。

杞憂に終わると良いな、と思いながら。

 

何がどれくらい必要?

なにせ「長期的な自宅待機」なんて考えたこともなかったので

何がどれだけ必要かなんて全く見当がつきません。

仕事の合間に、ツイッターやブログや政府のHPなどをひたすらググる日々。

もちろん正解なんて無いので、1週間分だの2週間分だの、

1ヶ月・2ヶ月必要だのと、様々な回答が出てきて余計に混乱しました。

疲れた・・・。

 

ひとまず1ヶ月は外に出なくても生きられるように、

必要なものを揃えることにしました。

 

・水

・食料

・日用品

・医薬品

 

備蓄で買ったもの(食料編)

①基礎的なもの・炭水化物

 ・水

 ・経口補水液、スポーツ飲料

 ・調味料(砂糖、塩、醤油、酢、ポン酢、めんつゆなど)

 ・米

 ・小麦粉

 ・シリアル

 ・カップラーメン・インスタントラーメン

 ・カロリーメイト的な万能栄養ビスケット

 ・パスタ、素麺

 ・パスタソース(温めるものと混ぜるだけのもの)

 ・ホットケーキミックス

 ・ロングライフパン

 ・レトルト粥

 ・レンジでチンするパックご飯

 

 水は水道から出るのに要るのか・・?と思いつつ

 何らかの影響で水道が止まる可能性もゼロじゃないと

 自分に言い聞かせて購入。

 ホットケーキミックスは普段使わないのですが

 卵が切れた場合を想定して購入しました(ミックスは卵なしでもおいしい)。

 

たんぱく質

 ・肉類(使いやすい大きさに切って小分けにして冷凍する)

 ・缶詰(シーチキン、サバの味噌煮、焼き鳥など)

 ・プロテイン飲料

 ・ロングライフ牛乳

 ・豆乳

 ・長持ちする豆腐(男前豆腐みたいなやつ)

 ・魚肉ソーセージ

 ・ウィンナーソーセージ

 ・うずらの卵の水煮

 ・チーズ

 

③野菜・果物(ビタミン、ミネラル・食物繊維)

 ・長持ちする野菜(じゃがいも、さつまいも、玉ねぎなど)

 ・長持ちする果物(りんご、みかん、キウイなど)

 ・冷凍できる野菜(にんじん、れんこんなど)

 ・市販の冷凍野菜(かぼちゃ、里芋、ブロッコリーなど)

 ・きのこ類(小分けにして冷凍する)

 ・缶詰(桃缶、パイン缶など)

 ・野菜の水煮(豚汁の具、カレーの具としてパウチされている)

 ・レトルト野菜(きんぴら、里芋煮など)

 ・ナッツ類

 ・野菜ジュース

 ・レトルトカレー

 ・フリーズドライ味噌汁

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フリーズドライ味噌汁、レンコンのきんぴら、など。開封済みでごめん

長期の自宅待機になったら野菜の摂取をどうしようと悩んでいたのですが

具だくさんの味噌汁のフリーズドライが便利だと気付きました。

常温で長期間保存できるし、お湯ですぐに食べられる!

きんぴらや煮物のパウチも色々あるんですね。便利!

 

④その他

 ・コーヒー(好きな飲み物)

 ・コーヒーフィルター(これがないと淹れられない)

 ・お菓子

 

リフレッシュにもなる嗜好品は大事!

 

備蓄で学んだこと

①ローリングストックという概念

 恥ずかしながら、今回備蓄を進めていく中でローリングストックという言葉を

初めて知りました。

普段から多めに保存のきく食材等を持っておき、定期的に使い、

使うたびに次のストック分を買う・・という方法のことだそうです。

 

普段からストックを持っておき、それを使うサイクルを作っておけば、

「緊急時に備蓄品を使おうとしたら費期限切れだった」という事態を防げますね。

私も今後は、定期的に備蓄品のサイクルを回せるように気を付けようと思います。

 

②保存のきく食べ物って意外とある

 保存食でパッと思いつくのはインスタントラーメン・缶詰、くらいでしたが、

調べると結構たくさんあるんですね。

上で挙げた煮物のパウチとか、フリーズドライ味噌汁とか。

卵もそんなに長持ちしないので、うずらの卵の水煮とかも良いですね。

 

特にロングライフ牛乳の存在は自分の中で大発見でした。

世の中では常識だったらすみません。

(いつもスーパーで一番安い牛乳しか買わないので知りませんでした)

牛乳大好きパーソンの私にとって、1日だって飲めなくなるのは耐えられません。

 

普通の牛乳の消費期限はせいぜい2週間くらいですが、

2~3ヶ月保存可能なロングライフ牛乳はまさに神の恵み!

 

ありがとうロングライフ牛乳

ありがとうロングライフ牛乳を開発した人。

一生ついていきます。

 

殺菌方法とパッキング方法が普通の牛乳と違うみたいです。

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ロングライフ牛乳。要冷蔵タイプと常温保存可タイプがあります

 

逆に、インスタントラーメンって意外と期限が短いんですね・・・半年くらい?

去年秋の大型台風接近時に備えて買ったカップラーメンが

もう期限切れになっていました(もちろん美味しくいただきました)。

 

③備蓄 is 大事

 もう本当にこれに尽きます。

今回の私のように、必要な状況になってから慌てて動くのは遅すぎます。

自分が必要に迫られる状況になる時は、たいてい他の人も同じ状況になるので

必要なものが入手できないことがあります。

それから、必要になったときに自分が健康で自由に動けるとは

限らないですからね・・・。

 

幸い、備蓄を始めた頃は新型コロナはもちろん他の病気にもかからず

健康そのものでしたが、もしさっそく寝込むことになっていたらと

思うとゾッとします。

また、健康でしたが仕事が忙しく、買い物に行く時間を作るのが大変でした。

 

普段からしておこう、備蓄。

 

あと、物流関係者の人・小売業関係者の人ありがとう。

農業関係者の人も漁業関係者の人も精肉業関係者の人もありがとう。

缶加工業の人もありがとう。

私たちがスーパーで欲しい物を買えるのは沢山の人たちの仕事のおかげで、

それがどれか1つでも欠けてしまうと、商品は店頭に並ばないということを

今とても痛感しています。

 

ちゃんと分かっているつもりだったんだけどな。

 

食料の備蓄の話はこの辺で。

次は日用品の備蓄の話を書きたいと思います。